1.保育園のメンター制度


1. 保育園のメンター制度

制度を「つくる」ことと、

園に「根付かせる」ことは違います。

企業の1on1やメンター制度が尻すぼみになりがちなのは、コツと工夫が必要だからです。本講座は、単なる仕組みの導入ではなく、実際に機能し続け、園の文化として定着することをめざします。


定着するとはどういうことなのか

辞めたくなった保育士が、それでも踏みとどまろうとする理由。


新人保育士が、半年たち、1年たって、思っていた仕事と違うと感じることがあります。


子どもたちと一緒に過ごす自分の姿を夢見ていたのに。


書き物の多さにめんくらい、強い口調の保護者にとまどい、子どもどうしのケンカの仲裁に悩み、誤食から命を守る責任の重さにおののき、現実は想像を超えてやって来ます。


弱気になり、持ちこたえられず、自信を無くし、もうあきらめようかなと思う。


そんな辞めたくなった保育士が、それでも踏みとどまろうと思う理由を、園長先生はご存じのはずです。


「いろいろしんどいけれど、私が初めて担当した子どもたちが、晴れて卒園式を迎える姿をこの目で見たい、せめてその日までは頑張りたい・・・」


若い保育士たちは自分を励ましながら乗り越えようとしますが、それでも、一人では抱えきれなくなるときが来ます。


いちばんくやしいのは、園に別れを告げようとしている本人です。


そのとき、自分の迷いと悩みに、耳を傾けてくれる先輩がいるかどうかで、道は大きく分かれます。


そうならないように、いつでも相談出来る先輩がいることを伝えたい、その仕組みがあることを伝えたい、園長経験者としての私自身の思いから、この講座は出発しています。


この講座について

メンター制度は、職員の善意を制度に変える取り組みです。


シンプルにご説明しましょう。


メンター制度は、新人の不安をやわらげ、「心理的安全性」を確保することで、早期離職を防ぎ、「この園の先生になれて良かった!」という喜びを育てる仕組みです。


多くの園には、新人のことを気にかける先輩がいますが、その先輩個人の努力に依存している限り、配属が変わったり、先輩が仕事を抱えたりすると終わる不安定な関係です。新人の心はそのたびに揺れます。


最善の対策はこの「優しく気にかける関係」を、メンター制度という園の仕組みとして見える化し、定着させることです。ひとが入れ替わっても、毎年安定して運用できることが大切です。


新入職員・中途採用職員・異動してきた職員の、早期離職を防ぐ根本的な仕組みです。


新人の「心理的安全性」を、
個人の善意ではなく、仕組みで支える。


この講座で得られること
〇 新人が早期に辞めてしまうケースが減り、毎年の「採用・研修・退職・また採用」のくり返しから抜け出せる
〇 メンター役の先輩自身が人間として大きく育つ
〇 後輩を育てる文化が定着し、園内のチームワークがよくなる
〇 保育の質が上がり、安定し、保護者の信頼がたかまる
〇 園の評判が上がり、入園児が増え、経営が向上・安定する


制度が根付くと

変化が園内のあちらこちらに起きます。


主任・主幹に起きる変化
新人に温かくしてあげたい。しかし保護者から預かっているのは乳幼児。ちょっとした失敗も許されず、時には新人に強く注意しなければならない。そんな苦しく窮屈な立場から解放されます。新人とペアになったメンター保育士が相談役を引き受けることで、主任が一人で全部を背負わずに済むようになります。
メンターとなった先輩保育士に起きる変化
後輩に個人的にそっと手を差し伸べていたことが、園の大切な役割として光を浴びます。それまで園の仕事の一環と思われていなかった、メンターという重要で名誉ある役割を担うことで、メンター自身が大きく成長することがあります。私は思いがけない光景を何度も見て来ました。「もしかしてこれが本当のテーマだった?」と思うことがあるぐらいです。
新入職員・中途採用職員・異動して来た職員に起きる変化
「困っているけれど、誰にも聞けない」そんな悩ましい時間がなくなります。いつでも先輩が自分の話を聞いてくれると分かっているだけで、日々の仕事に向き合う態度が積極的になるのが、はたで見ていても分かります。しっかり見守られて育った保育士は、平均3年間で急速に力をつけ、頼りがいのある保育士になります。自分が悩んでいた頃のことを昨日のことのように覚えていますから、今度は進んで後輩を守り育てる側として手を挙げてくれるようになります。
園長先生に起きる変化
採用→新人研修→早期退職→また採用の下降スパイラルから抜け出し、園長先生が願っていた、園全体の上昇スパイラルが回り始めます。


講座のラインナップ

段階を追って、確実に進む。


ステップにそってまっすぐ進んでください。


オンライン講座は、いつでもご自身のペースで取り組んでいただけます。


対面講座は、ロールプレイなどの実践の学びが入るので、職員同士の共通理解と、メンター制度に取り組む仲間としての絆を作る場になります。


I 導入講座
対象:園長・主任・主幹・関係者 | 形式:テキスト+動画
II 基礎講座
対象:園長・主任・メンター | 形式:オンライン/対面
III 応用講座
対象:主任・主幹・中堅職員 | 形式:オンライン/対面
IV 総合研修
対象:該当者全員 | 形式:オンラインと対面
V エキスパートコンサル
対象:制度を確実に定着させたい園 | 形式:専任講師が1年間伴走


エキスパートコンサルは、専任講師が園に伺い直接サポートしますので、同時にお引き受け出来る園数に制限があります。お問合せください。


実施内容は、園の状況に合わせて変わります。個別相談をお申込いただいた方にご案内いたします。


エキスパートコンサル ご利用の流れ

取り組み開始から定着まで。


導入講座 メンター制度の意義と全体の流れについてのイメージがつかめます
基礎講座 制度が効果を発揮する仕組みと年間のステップが手に取るように分かります
応用講座 制度の組み立て方と、トレーニングでメンタリングの実践スキルを学びます
総合講座 日程を確保しづらい団体や園のために、基礎と応用を通しで学べる講座です
個別Zoom相談 園長先生に園の状況を詳しくお伺いし、メンター制度の導入が可能かどうか、一緒に検討します。Zoom、1時間、無料。
エキスパートコンサル 確実に定着させたい園に実際に赴き、1年間伴走いたします。



園にメンター制度が合うかどうか確かめ、感触を得るための、無料の適合度チェックシートをご用意しています。

メンター制度適合度チェックシート(無料)
ただいま準備中です。間もなくアクセスできるようになります。少々お待ちください。


メンター制度開始のタイミング

最適のタイミングは、3月、6月、9月、12月です。



3月:新入職員は3月下旬から研修に入るケースが多いため、新年度にちょうどタイミングが合います。

6月:新入園児が多いなどの理由で年度初めに開始できなかった場合は、6月が良いタイミングとなります。

9月:年度初めに続き、9月・10月も採用が多い月です。中途採用職員に対応出来ます。

12月:12月・1月は、配偶者の転勤など家族の事情で保育士の異動が案外多い時期です。

思い立ったが吉日、メンター制度の開始はいつでもご相談ください。


講座受け付け準備中

講座の開始・お申込み受付については、準備整い次第ご案内します。


現在、講座の受付開始の準備を進めています。


開始次第、このサイト、YouTube、note、メール等でご案内いたします。


エキスパートコンサル受付開始


エキスパートコンサルは、専任講師の濱田が園を定期的に訪問し、ご指導させていただく関係で、同時には、計3園しかお引き受け出来ず、お申込先着順となります。


ご関心をお持ちの園長先生は、「個別Zoom相談」にお申込ください。こちらはすでに受付開始しております。


お申込状況により、受け付け終了させていただく場合がありますのでどうぞご了承ください。


下のボタンから、個別Zoom相談にお申込みください。