新人保育士が辞めていったのは
職員や、保護者や、園との相性が
悪かったからではありません
困った時に相談できる相手が
園内にいなかったからなのです
保育園・認定こども園に、先輩が後輩を支えるメンター制度を導入し、新人保育士の早期離職を防ぎます。
せっかく来てくれた新人保育士が、また去って行った。
面接ではあんなに楽しそうに話していたのに、何かほかに出来ることはなかったのだろうか。
・・・そんな思いはなかったでしょうか?
最初は笑顔で、子どもたちと遊んでくれた、明るい新人だった。
少しずつ表情が堅くなり、無口になり、やがて去っていった。
「いつでも相談してくださいね」と言ったのに、本音を聞けないままで。
「もっと早くなんとかならなかったか」
振り返っても明確な答えが見つからず、園長先生の心が傷ついたことも、あったのではないでしょうか。
その後悔が、今度は
「いい保育士になってくれた!」という
園長先生の喜びに変わるように。
20年以上かけて開発してきたオリジナルのメンター制度を今年公開することにしたのは、保育士の退職を止めて、育てる必要性が日に日に増して来たからです。
退職の真の理由は、給料でも、仕事の大変さでも、人間関係でもありません。
もちろん、それらは重要です。しかし、それだけが退職した理由ではありません。
給与、仕事の負担感、人間関係の3つを変えても、早期離職は止まりません。
同じ園で、同じ給与で、同じ忙しさの中で、辞める人と辞めない人がいるのです。
解決策は、「なぜ辞めたのか?」ではなく、「なぜ辞めなかったのか?」という問いの中にあります。
この問いを立てた時、園が変わりはじめます。
辞めなかった人には、身近に相談できる人がいました。
困った時に話を聞いてくれる先輩がいました。
本音で話しても聴いてくれる先輩がいました。
悩んだ時に、相談に乗ってくれる先輩がいる。
その安心感が、保育園・認定こども園におけるメンター制度の根底にあります。
先輩の自発的な善意だけに任せず、
回り続ける仕組みを作ることが、園長先生の役目です。
メンター制度とは、新人保育士、中途採用職員、異動して来た職員のために、安心して先輩に相談できる仕組みを園内に作るステップです。
先輩保育士にただ「面倒を見てあげてください」とお願いするのではありません。
誰が誰の相談役になり、困った時にはどう園全体で受け止め、解決するのか。その枠組みを作ることが、園の人材育成と離職防止の柱となります。
メンター制度は、新人のためだけの制度ではありません。
園長、主任、先輩保育士、新人保育士、子どもたち、保護者。
園に関わる全員の安心と成長を支える根本となる仕組みです。
園長先生にも、安心して相談できる相手が必要です。
職員の働きがいのこと、保護者対応のこと、子どもたちの心と体のこと、経営のこと。
園長先生は、毎日多くの判断を一人で背負っています。
しかし、園長としての守秘義務のため、園内でも法人内でも、誰にも話せないこともあります。
私自身、園長としてその不自由さを長い間、様々に味わってしてきました。
職員と園を支える園長先生には、
園長先生を支える仕組みが必要です。
このプログラムの伴走型には、職員や園児や保護者の支援だけでなく、園長先生が安心して業務を進めるための支援が含まれます。
園を支える仕組みには、人が育つ仕組みと、時間を生み出す仕組みの2つがあります。
まずはメンター制度で人を育てる土台を作ります。
その次に、生成AIで時間の余白を広げます。
園の負担を大きくしないために、この順番は大切です。
園の状況に合わせて、急がず、段階的に進めます。

北海道大学大学院で行動科学を修めた後、北海道放送のディレクター、光塩学園女子短期大学教授として教育・保育心理学を担当。
その後、北海道文教大学教授として臨床心理学を担当し、認定こども園園長を10年、相談役を3年務めました。
北海道私立幼稚園協会子育て相談室長、全国認定こども園協会研修研究機構委員として、保育現場の人材育成と相談支援に関わってきました。
形になっていなかったメンター制度を組み立て、3つの認定こども園とひとつのTV局で実践し、根づくまで見届けました。
現場を知り、園長の孤独を知り、新人が育つ仕組みを作り上げて来た経験を活かして、この講座を始動します。
あなたの園の状況をお聴かせください。
メンター制度が最優先の状況かどうか、検討しましょう。
もしよろしければ、園の様子を教えてください。職員の採用と退職状況、新人研修/育成との関連、主任/主幹の負担、園長先生のお困りごとと願いをお聞かせください。
メンター制度を優先すべきかどうか、別の課題がある場合についてもご相談にのり、必要な情報をご提供します。
Zoom相談は1時間で、無料です。
メンター制度に限らず、お困りごとをご相談ください。
私の経験の範囲内で、解決のお手伝いをいたします。